研究内容
水圏生物の免疫システムと防御メカニズム #
分子生物学
生体防御
宿主-病原体相互作用
魚類・甲殻類の生体防御機構の解明に取り組んでいます。病原体に対する宿主の応答を分子・細胞レベルで解析し、免疫関連遺伝子の同定や発現解析を通じて、水圏生物に特有の免疫システムの全体像を明らかにすることを目指します。
エビを含む無脊椎動物は抗体を介した獲得免疫を持たず、自然免疫のみで病原体に対処しています。その精巧なメカニズムの解明は、養殖現場での疾病対策に直結する重要な研究テーマです。
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最先端ゲノム・オミクス解析による生命情報の解読 #
ゲノム解読
シングルセル解析
バイオインフォマティクス
次世代シーケンサー(NGS)を用いた全ゲノム解析やシングルセルRNA-seq解析に取り組んでいます。Oxford Nanopore GridION や Illumina MiSeq を駆使し、膨大な生命情報をバイオインフォマティクスで紐解きます。
非モデル生物のゲノムをde novoで解読し、免疫関連遺伝子群の網羅的な同定や、組織・細胞レベルでの遺伝子発現の変動を明らかにしています。
関連学位論文
微生物の制御と活用による疾病対策 #
プロバイオティクス
腸内細菌叢
魚病診断
ワクチン
有用細菌(プロバイオティクス)の餌への混合による免疫賦活や、ワクチン開発、迅速診断法の確立に取り組んでいます。養殖現場で問題となる細菌性・ウイルス性疾病の予防と制御を目指します。
腸内細菌叢の解析を通じて、プロバイオティクスが宿主の免疫機能に与える影響を評価し、薬剤に頼らない持続可能な養殖技術の開発を進めています。
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